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 しょうなんでんしゃ のブログ
 1/80くらいの鉄道模型の工作
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妻板へのケガキ
妻板に配管を罫書く必要があった。

組んでいない状態なら妻板もただの板切れなので作業はしやすい。
箱に組んでしまうと、保持が不安定だったり、ピタッと定規を当てられない。

OER26フラトレ(29)

糸鋸の作業台を使ったが、彫金の世界では「押木」とか「すり板」と呼ばれる。
ちなみに、風呂椅子を利用した作業台も話題になっている。

ただそのまま使うと、車体を手前から差し込むので、上下が逆になってしまう。

そこで、お得意の蒲鉾板をもう一枚使って、スリ板の切り込みが奥に向かうようにした。
丁度、PCのモニターアームのようにクネクネ動かせる。
OER26フラトレ(28)

車体を切り込みに差し込んだら、優しく机に押し付けると、車体も落っこちない。
クランプが邪魔なら、もう少し手前を固定すれば良い。
罫書きやすい角度に回すことも出来る。
OER26フラトレ(27)

スリ板に定規を置けるので、安定して罫書くことができる。
このまま下板を敷いてポンチマークを付け、ルーターで穴開けまで終えてしまう。
不安定に持っているとポンチマークがずれたり、大切なドリルを折ってしまう。
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アングルニッパー
室内に飛び出た真鍮線や、配管止め・割りピンの足を切るのに、KEIBAのアングルニッパーを使用している。
プラ用ではないので安心して使えるが、細いステンレス線やドリルロッドの切断には絶対に使わない。
これもお勧めの工具だ。

刃先部分が5mm程度と短いが、ピンの足や真鍮線を切るだけなので十分だ。
それよりも首の細さと刃先の角度が必要である。
アングルニッパー01


普通のニッパーの場合。
裾のアングルが邪魔でこの程度しか入らないし、急角度でしか切れない。
尖った残りの足を1箇所ずつリューターで削ったものだ。
アングルニッパー02


アングルニッパーの場合。
グリップ部分もスリムに出来ているので、アングルに邪魔されない。
アングルニッパー03

刃先の角度が45度あるので、天井の出っ張りを極力少なく出来る。
この角度のおかげで、妻板の天井付近など奥まった部分にも使える。
アングルニッパー04

今では各社から先刃ニッパーなどが発売されている。
いわゆる食い切りタイプもあるが、角度が無いので妻板には使えない。
OER2600 パンタ周り(3)
屋根上では、高圧母線とパンタ空気管が縦2列に配置されている。

ここにはマッハの屋上配管止め(3列、0.4φ用)を加工して使った。

OER26フラトレ(34)

一番上を空気管用(φ0.3)、真ん中を母線用(φ0.5に拡大)とした。
一番下の穴と元の取付足を削って新たな取付足とし、上に出る突起部分は削り落とした。
(左:加工後、 右:加工前)
OER26フラトレ(33)

妻板には2列用・1列用を普通に(0.5に拡大して)使った。
屋根上の縦並びが横並びで下りてくる所など、まさにパイピングの醍醐味と言える。
OER26フラトレ(32)
OER2600 パンタ周り(2)
14×16のパンタ用孔を開けて、M1.2タップを切っておく。
パンタ碍子台の取付け孔を枕木方向に2ヶ所あけるが、ズレることが多いので少し太めの孔を開けた、どうせ半田で埋まる。
取付時に碍子台が曲がらないよう、M1.2ビスで軽く屋根に固定しながら裏から半田を流す、表にキラッと見えればOK。
OER26フラトレ(23)

屋根配管用の取付孔を開けるが、ランボードと碍子台の間を通るので厄介だった。
下穴はすべてφ0.4、そこから適宜拡大した。
OER26フラトレ(30)

配管止めはマッハのエッチング製0.4φ用、1列2列3列 を愛用している。
(買った当時は1枚=800円だったが、今は1,400円もする・・・)
太い配管がφ0.5線、細いのがφ0.3線、どれも真鍮線を焼き鈍して曲げた。
OER26フラトレ(31)

0.4φ用の配管止めにφ0.5の線は当然入らない。
0.5のドリルで軽く揉んでおくが、ここでも当然ミニルーターとフットスイッチを使う。コーナンのミニルーターだが、チャック式よりも意外とブレが少ない。プロクソンなどの軸径=2.34の先端工具が使えるので愛用しているが、緩んでくるので今のが3代目。本当はチャック式でブレが少ないルーターが欲しいところ。付属のダイヤモンドビットばかり増えて困る。
糸鋸の話
以前、糸鋸の刃について書いたが、今回は弓について。

模型記事でも糸鋸に言及されるのは稀であり、金属工作の初心者にはどの糸鋸(弓)が良いのか判らない。

そこでお勧めしたいのが、「貴金属・彫金」の世界である。
彫金教室からジュエリーデザイナー、彫金工具専門店まで多くのサイトがあり、糸鋸の種類・扱い方、比較など様々な内容を知ることができる。(ロウ付けもある) 鉄道模型記事の比ではない。


さて、手元には3種類の糸鋸弓がある。
1)昔から使っている調節式。フトコロ=60mmしかなく、奥まったところは届かないが、手に馴染んだもの。

2)下写真のエンジニア製の固定式で、フトコロが120mmある。
糸鋸01

残念なことに、取付ネジが動くので鋸刃を付けにくい。またプラ頭のナットを回すのに指が痛くなる。
そこで、ここを参考に蝶ナットに交換してみた。
糸鋸02

結局、M5ボルトはそのまま、蝶ナットに交換しただけで、ペンチで締め付けている。
糸鋸03
ただ、このエンジニア製の糸鋸、独特の使い方ができるので重宝している(後述)。


3)写真はないが、Grobetの糸鋸、フトコロ=100mmほど。バローベのOEMらしいが柄の色が違う。
鋸刃の取付が独特で指で簡単に締め付けられるので、今はコレを主に使っている。


これから真鍮を切り刻みたい、というモデラーがいたら、迷わずバローベ(またはGrobet)の糸鋸弓をお勧めしたい。
少し高価だが指を痛めることも少ない。
自分の指に勝る工具はない。
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