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 しょうなんでんしゃ のブログ
 1/80くらいの鉄道模型の工作
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スポーク輪芯の掃除
スポーク輪芯の車輪が好きだ。メカニカルで何となく古くさいが、シルエットが抜けると足元が軽快に感じる。

模型のスポーク輪芯は機関車用・客貨車用ともダイカスト製が多く見られる。下回りなので判りづらいが、成型時のバリが結構残っている。このバリの除去までメーカーの仕事にしていては価格も跳ね上がってしまう。またバリの欠片(かけら)でショートする可能性もある、取り除いておいた方が安心だ。

これはΦ21.5mmの動輪、おそらくKTMのC51用だと思う、見ての通りバリが多い。テカテカのメッキに時代を感じる。
スポーク掃除 01


これが道具類。甲丸ヤスリの他に、分厚い本と孔を開けた蒲鉾板、白い厚紙。
作業台の高さを胸元付近まで上げると姿勢的にも楽だ。これは糸鋸作業にも言える。時計修理のように机の天板ごと上げなくても広辞苑くらいのスペースで十分だ。あいにく話題のフロイス盤は無いので、分厚い本の上で作業した。
スポーク掃除 02

車輪は意外と持ちにくい。たまたま別の用事で蒲鉾板に孔を開けたものがあった。丁度いい具合にΦ21.5動輪が嵌まってフランジで止まった。今回のミソとなる白い厚紙には車軸の逃げを切っておいた。
スポーク掃除 03

実際の作業は、蒲鉾板に動輪を嵌めて厚紙を差し込み、その上から細いヤスリでバリを削り取る。
スポーク掃除 04

フランジを持ちたい時はゴム手袋をはめると痛くない
スポーク掃除 05

もちろん、お得意のミニルーターでも出来た、フットスイッチは必須だ。
スポーク掃除 06

細かい所の作業には、このくらい先端の尖ったダイヤモンドビットが使い易い。
スポーク掃除 07

中央付近のスポークが集まった部分は、甲丸ヤスリでも届かない。
スポーク掃除 08

グラインダーで薄く削ったヤスリを使った。
スポーク掃除 09

先端を折ってしまった甲丸ヤスリを再利用した。ある程度の幅があって折れにくく、まさに“痒い所に手が届く”愛用の1本だ。普通の甲丸ヤスリと比較すると、こんなにも厚みが違う。
スポーク掃除 10

かなりキレイになった。
スポーク掃除 11


さて、白い厚紙を挟む位置だが、近くが良いかと思いきや、掃除する側から遠い方(下の方)が光が回って見やすい。
スポーク掃除 12

厚紙を近く(上の方)にすると影が出来て見えにくくなってしまう。
スポーク掃除 13

ギア付きの動輪なら、ギアとヤスリを痛めないためにもココが良いと思う。
スポーク掃除 14

ちなみに、白い厚紙を敷かないとゴチャゴチャして見えにくい。白い厚紙には光を回してシルエットにする効果と、背景を消す効果があることが判った。
スポーク掃除 15

最後に、裏面の掃除はキサゲ刷毛を使うと楽だ。
スポーク掃除 16

掃除の前と後。こんな具合にサッパリした。
スポーク掃除 17
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シロッコファンを用いた塗装ブースの自作(6)
室内換気用の塩ビ管チーズにカップ麺の容器を嵌めていたが、丁度良いサイズの(安価な)蓋があれば嬉しい。

軟膏瓶や100均の樹脂製容器を探していたが、やっと見つかった。

ダイソーのネジ式パック170mL(2個入り、1個=50円!)、Φ65塩ビ管チーズの内径が76mm、ネジ蓋のすぐ下も76mm程度と実に具合が良い。
塗装ブース (28)

塩ビ管のサイズは内径・外径ともその呼び径ピッタリではない。しかしすべてこの基準値内で作らているのが工業製品の良い点だ。
塗装ブース (24-2)

材質は私の嫌いなポリプロピレンだ・・・。円筒形のそれもテーパーが付いたところではキレイに切れないし、見えない所とはいえ、割れる可能性がある。これを輪切りにするためPカッターを使ったが、替刃のみをかまぼこ板(約10mm厚)にネジ止めして回転防止の釘を打った。これで一定の高さに切れ込みを入れられる。
塗装ブース (29)

最後は普通のカッターで楽に切り落とせた。肉薄の部分だけに刃が入るため乱れることもない。
塗装ブース (30)

塩ビ管チーズの縁に両面テープを巻いて輪切りの容器をはめ込み、さらに周囲を強力テープで補強した。
塗装ブース (31)

塩ビ管どうしなら塩ビ管用接着剤で接合できるが、ポリプロピレンはどうにもくっつかない。両面テープがベストか?と訊かれても判らないが、今のところ付いている。(この両面テープ、ベースがフィルムなので紙のように指では切れないし、粘着力もやたら強くて使いづらいと思っていたが、こんなところで日の目を見るとは・・・。どこの100均かは忘れたが、何年経っても粘着力が落ちず逆に剥がしづらくなる。)

臭気の漏れもないようだ。
塗装ブース (32)

シロッコファンの排気力に負けないようカップ麺の容器をギュッと押し込まなければならなかったが、ネジ式の蓋は1~2回転で付け外しができる。

めでたし、めでたし。

<完>
シロッコファンを用いた塗装ブースの自作(5)
ベース板にシロッコファンとダクトを付けた。あとは飛散防止用フードを付ければ完成だ。

半透明の衣装ケースが採光面で優れている。ただ、ポリプロピレンの加工が面倒なのと、内部が台形という点が好きになれない。真四角が好きな私としては、使い慣れた?段ボールの元箱を使ってみた。

シロッコファンが入っていた元箱は300mm×340mmほどある。奥行きはダイソーの回転テーブル(Φ25cm)が丁度入る程度。

ファン取付側に230mm×230mmの穴を開けて切断面をテープで補強した。ファン本体とは隙間が無い程度に養生テープで留めただけだ。
塗装ブース (22)

ダイソーのカタログ・メニュースタンド(大)を置き、20m級の車体を乗せても十分なスペースが取れた。
塗装ブース (23)

缶スプレーやエアブラシで試し吹きをしても、フードやダクトの接続部分からシンナー臭が漏れ出している気配はない。部屋にもニオイがこもらない。コレで行けそうだ。


段ボール箱が迫り出していたのでは作業が出来ない、メラミンボードでスペースを拡張した。
塗装ブース (26)



机側は小さなCクランプで固定した。反対側はM6六角穴付き止めネジ(いわゆるイモネジ)とアングルで支えとした。簡単に取り外せるよう1カ所だけM6トラスネジを使い、他はダボ同様に差し込んであるだけ。
塗装ブース (27)

これで天気やニオイ、腰痛も気にせず塗装ができる(と思う・・・)。


<箸休め>
「すぐ使える状態」、蒸機ならば“Hot”な状態とでも言おうか・・。

塗装ブースやエアブラシ、旋盤や半田づけ、エッチング加工にしても、すぐに道具・工具・溶剤や薬品類を使えて、すぐに工作が出来る環境が望ましいと思っている。何か工作を始める時、いちいち箱から道具を出してセッティングして・・・となると、時間もかかるし何よりヤル気がそれてしまう。そして折角の道具も箱に入れっぱなしとなる。
御目当ての道具を買った時は「これで俺も△△が上手く出来る!(ようになる筈だ)」とヤル気満々だったが・・・、
 ↓
あまり使わないから腕も上達しない。
 ↓
上手く出来ないからあまり作らない(塗らない)。
 ↓
作らない(塗らない)からあまり道具も使わない。
 ↓
道具を使わないから、さらに腕も上達しない。

という負のスパイラルに陥り、その工作に対して苦手意識を持つようになってしまう。「半田付けが苦手」「塗装が苦手」というモデラーの何と多いことか。
※だからといって、筆者が半田付けや塗装が得意だ、と述べている訳ではない。

すぐ使えるからと言って、机や部屋が散らかっているのは良いのか?と問われれば、これも良くない。工作場所が散らかっていると道具だけでなく、ビスや肝心一点物のパーツまで行方不明になる。

整理整頓が大事だと判ってはいるが・・・反省、反省。
シロッコファンを用いた塗装ブースの自作(4)
シロッコファンの風量は予想以上に強かった!

WEB上の自作ブースを参考に240サイズを選んだが、風量が175m3/hもあり部屋の換気扇では吸い込みきれなかった。
塗装ブース (19-2)

もう一回り小さい205サイズとか、180サイズでも良いのかもしれない・・・。
(今後、塗装ブースを制作される方は参考に)


換気扇の吸い込み口周囲を段ボールで塞ぎ、牛乳パックダクトとの隙間を養生テープで目張りした。

すると、今度は室内の換気が出来なくなってしまう(塗装ブース経由になる)。

ダクトの途中にΦ75Φ65用の塩ビ チーズを入れてみた。
塗装ブース (24)


上部はBIGサイズのカップが具合よく嵌まったので、周囲を養生テープで留めただけである。
下部は牛乳パックダクトの方が大きかった。切れ込みを入れ、強力なテープでチーズに固定した。


これだけではチーズの穴から排気が出てしまう。
(なぜこの形を“チーズ”と呼ぶのか、私は知らない・・・)

蓋やら弁やらを考えたが、結局、普通サイズのカップヌードルがこれまた具合よく嵌まった。
塗装ブース (25)

まさに、カップヌードルさまさまである。


・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜


さて、バッフルにはダイソーのコルクカラーボード(t=5mm)を□205mmに切り出して、ファンカバーの突起に両面テープで固定した。周囲には10~15mmの隙間がある。
塗装ブース (20)

ここは試し吹きや塗装でかなり汚れる、また背景の色を変えられるよう、紙などを貼り付けられる素材にしておこうという魂胆だ。

このコルクカラーボード、スチレンボード(2mm×2枚)とコルク(1mm)が貼り合わせてあり、とても軽いがシロッコファンを回しても変形することもなかった。表面がコルクなので、溶剤が付いてもすぐには溶けないと考えた。

今後割れたり汚れたりしたら、丈夫な素材に交換する。試作用に穴を開けたMDF材が残っている。


(もう少し、つづく)
シロッコファンを用いた塗装ブースの自作(3)
排気ダクトを、何とか安価に出来ないものか・・・ダクトの代わりになるもの・・・

おぉ、牛乳パックなら丈夫だし、何よりタダだ!

早速作ってみた。
塗装ブース (17)

しかし、一辺=70mmを丸くしても円周=280mm=Φ88程度、吹き出し口はΦ100(円周=314mm)、
微妙に足りない...orz


Φ100とΦ88をつなぐアダプターが必要だ。

塩ビ管用の既製品はバカ高いので、PETボトル、ロート、植木鉢、いろいろ試したが、

改めてΦ100mmが結構デカいことに思い知らされた。


そんな中、カップヌードルのBIGサイズが、丁度Φ100だった!
おまけにフランジも付いている!!
紙製だから加工も簡単で溶けることもない!!
塗装ブース (4)


Φ100用の吹き出し口に当ててみたらピッタリだった。

吹き出し口を外して、ベース板にシロッコファンとカップを直接つないだらどうか?

ファンの排気口は四角、カップは丸、あまり良いとは言えないが、密着させれば何とかなりそうだ。


メラミン化粧板(t=9)にΦ100の孔を開け、底を切り取ったカップをはめ込み、その上にシロッコファンを置いてみた。
塗装ブース (10)


スイッチを入れると、カップからビュービュー風が出てきた!

ファン本体とベース板を密着させるため、5カ所でビス止めにしてみた。
塗装ブース (13)


隙間風があったので、シロッコファンとベース板の隙間をパッキンで塞いだ。
パッキンにはセリアのフェルトクッション(A4サイズ、2mm厚、粘着テープ付き)を2枚重ねて使った。
塗装ブース (14)

はじめはシロッコファンと同じ形に切り抜いてみた。

周囲の幅が不足したので、次は大きく切り抜いた。
塗装ブース (15)

パッキンのビス孔は十字に切れ込みを入れただけ。
孔の位置が合っていることを確認して、パッキンをシロッコファン側に貼り付けた。
塗装ブース (16)


隙間風が漏れないようギュッと密着させたい。
木ネジでは抜けてしまうので、ベース板の孔を貫通してトラスネジ(M3)と蝶ナットで固定した。
塗装ブース (21)

先ほど作っておいた牛乳パックのダクトをカップに差し込む。
塗装ブース (18)


排気用の換気扇と高さを揃えて、養生テープで仮止めした。
塗装ブース (19)


これで上手くいけば、塗装ブースと室内の換気が両立できてバンバンザイなのだが・・・。

(つづく)
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