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 しょうなんでんしゃ のブログ
 1/80くらいの鉄道模型の工作
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オキシドール エッチング(1)
<オキシドール-クエン酸-食塩 エッチング>

 塩化第二鉄溶液を使ったエッチングの他にオキシドールエッチングがある。これも自作プリント基板では有名な手法である。

 大物のプレート制作をすると結構な量の塩化第二鉄が消費される。廃液処理も面倒だが、ワークや器具を洗浄すると知らぬ間に洗液が跳ねて、あとで赤い鉄サビがあちこちに生じるのが嫌だった。


 材料はt 0.5の真鍮板。F式なのでレジスト(防蝕膜)はトナー、ベース紙はダイソーの光沢紙を使い、ナフサ洗浄後にアイロンで熱転写した。裏面はセロハンテープでマスキングしておいた。腐食面積は多く見積もって30 mm × 190 mm、深さは0.2 mmを目標とした。

 反応容器(プラのタッパーなど)にクエン酸と食塩を取り、オキシドールを加えて腐食液を調製した。

 Rp) Citric Acid ( 5 g )
    NaCl ( 5 g )
    3% H2O2 ( 40 mL )
 --------------------

 40-50℃に加温した腐食液に真鍮板を浸け、やさしく揺らして撹拌した。最初は無色透明な腐食液だがエッチングの進行とともに銅(と亜鉛)が溶け出し、徐々に青緑色が濃くなってくる。
オキシドールクエン酸塩01

 加温を続けると微細な泡や大きな泡が生じる。
オキシドールクエン酸塩02

 発泡が止まったので腐食具合を確認したが、まだ彫りが浅かった。同量の腐食液を調整・追加した。

 結果はこんな感じである。
オキシドールクエン酸塩05

 塩化第二鉄(エジンバラ液)を使うと腐食面は滑らかなものの、全体的に赤く変色してしまう。

 逆にオキシドールでは腐食面が梨地になるものの、キレイな真鍮色のままだ。

(つづく)
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