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 しょうなんでんしゃ のブログ
 1/80くらいの鉄道模型の工作
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オデコの塗り分けでミステイク!
 先頭車のオデコの塗り分けでミスっちまった。アンテナと信号炎管が塗り分け線上にあるではないか。雨樋の先端まで屋根のグレーを吹いてしまったのだ。

 5mmほど後退させるため、プラ塗料の灰色9号(GM-97)を削った。養生も兼ねて正しい塗り分けラインにマスキングテープを貼り、オルファのアートナイフプロ(曲線刃)で慎重に削り落としてから細目のサンドペーパーで均した。
OER26塗装51

 屋根全体とオデコ周囲をマスキングして、日光モデルの小田急アイボリーをエアブラシで吹き付けた。初めは削ったところを中心に少しずつ色を乗せ、ムラが無くなったあたりでオデコ全体に吹き付けた。
OER26塗装52

 こういう修正時の塗装は、
 1)キッチリした塗り分け以外は、マスキングテープの端を2mm位折り返しておくと端っこが浮いて境目が目立たなくなる。(車の板金修理でボカシ塗装に使われている手法)
 2)部分的にマスキングしただけでは知らぬ間に塗料が吹き込む恐れがある。面倒でも車輌全体をいつもの塗装と同じくらい念入りに覆う必要がある。
 3)修正前の塗装と微妙に色調が違うことがある。塗料は十分すぎるくらい撹拌し、色合いを見ながらダマしダマし吹き付ける。

 まったく、小田急ファンには当然の事でも私鉄物に不慣れな筆者には大変だ・・・。ちょっとした確認不足が大きな手戻りだ。
 “屋根は雨樋まで”という固定観念と、たかだか5mmの塗り分けの差、どこか気の緩みがあったのだろう。
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OER2600 屋根の塗装
 小田急の屋根は明るいグレーと決めている。

  扇風機カバー同様、灰色9号(GM-No.97)の缶スプレーを吹き、クレオスのMr.スーパークリアー(つや消し)で艶を整えた。
OER26塗装46

 ウェザリングしていないのでキレイすぎるかもしれない。

 (小田急5200形 2010.4 藤沢)
oer5200_パンタ撤去

 さて、小田急や国鉄に限らず「屋根=ダークグレー、クーラー・ベンチレーター=ライトグレー」という作例を多く見る。しかし実際はわざわざダークグレーで塗っている訳ではない。キャンバス屋根なら布地や(イボイボ状の)絶縁シートの成型色そのままである。 近年の車輌で屋根をグレーに塗る場合は、スハ42などの鋼板屋根がライトグレーであったり、国鉄電車の滑り止め塗装などである。 電車の黎明期には鉛丹という赤橙色の錆止め塗装そのままの例もあるらしい。

 ちなみに、屋根の絶縁シートが剥がれると・・・こうなっちゃうみたいだ

 そう言えば・・・小田急線の屋根といえば、沿線火災で電車の屋根が燃えたのも記憶に新しい。
扇風機カバーの塗装
 扇風機カバーを塗装した。

 かれこれ1年以上前の記事であるが、パンタ下を省略しても21個必要だ。カツミの分売パーツ(10個入り)を2袋買って、残りの1個は台車回り止めレースして作った。

 まず、洗浄・脱脂後、いさみやのカラープライマー(グレー)で下塗りした。
OER26塗装47

 すぐにオーブン(もちろん予熱を使う)で加温した。その間にエアーブラシの掃除を行い、灰色9号(GM-No.97)の缶スプレーをよーーーく振っておいた。
OER26塗装48

 オーブンから取り出して、灰色9号を吹き付けた。缶スプレーなので吐出量が多く、塗装ブースがギリギリ機能するほどだ。塗装後は同様にオーブン(の予熱)で乾燥させた。
OER26塗装49

 灰色9号は半つや塗料なので、最後にクレオスのMr.スーパークリアー(つや消し)を吹き付けて、オーブンで乾燥させた。
OER26塗装50

 「どうせ艶消しなんだし、カラープライマー(グレー)のままで良いんじゃないの?」

 筆者的には前作の小田急8000形に揃えたかっただけである。
マグネチックスターラーの交換
 エッチングに使っていたマグネチック スターラー(Magnetic stirrer)を交換した。

 コレ↓は今まで使っていたもの。とりあえず回れば良いという条件で、数年前にヤフオクで求めた安物の中古品、2-3千円だった。スピード調節は出来たのだが低速域が速すぎた。その後エッチングには加温が必要と判ったので、ポットのお湯をチマチマと交換していたのだが、いい加減疲れた。やはりヒーターは必要だと痛感した。
スターラー1

 そしてコレ↓が新しく導入したもの。ヤフオクだが新品で8,500円だった。一回り小さくなった。ミニスタンドも付いて回転数も100~1600rpmと低速が効くのが嬉しい。加温は380℃まで出来るそうだが、エッチングなら40-50℃で十分である。
(右のPETボトルは大きさの比較用)
スターラー2

 これにも一つ問題点があった、3線の電源プラグが真っ直ぐなので後ろの壁にぶつかる。そこでL字のケーブルを(やっぱりヤフオクで)求めた。500円+定形外郵便で入手できたので秋葉原までの交通費より安い。ケーブルの長さも2.4mと十分である。
(左:買い直したL字の電源ケーブル、右:付属の電源ケーブル)
スターラー3

 ちなみにスターラーチップ(撹拌子)もヤフオクなどで買ったものだ。容器はジャムの空き瓶や百均の蓋付きタッパーを使っている。

 スターラーが回っていると安心するのは実験化学者の性(さが)なのかも知れない。

<箸休め>
 研究室時代には担当教官と話し合って研究の方向を決めていた。それ以外にも“自分でやってみたい実験”というものが誰しもあるらしい。コッソリおこなって上手いこと結果が出れば報告会でお知らせ出来る。ただそれが見つかると「何でこんなことやってるの!#」と御説教を頂戴するはめになる。聞いた話では実験台の下にある収納の中でスターラーを回していた人もいるとか・・。どうやってTLCチェックをしていたのか気になる。筆者もそこまではやらなかった(手持ちのスターラーの数も限られていた)が、教官が来ない日・祝に反応をかけて後処理まで済ませていた。研究室が休みでも学会発表や論文発表が迫っている人が誰かしらいた。結局、1年間で360以上の反応をかけたので、1日1反応以上行っていたことになる。実験の腕は上がったが、そのようにコッソリ行う実験に限って、思わしい結果は得られないものだった。
正面ナンバーの貼り付け
 正面のナンバーを貼りつけた。

 側面と同じ要領で仮置きしてからTHFを差した。
OERナンバー20-3

 初めはかなり下にナンバーを貼ってしまった。実物写真を見たらテールライトの真横にあるではないか!地元だけに周囲は小田急マニアばかりだ、そのままでは何を言われるか・・・あぁ目に浮かぶ。意を決して修正することにしたのだが、模型も人形も“顔が命”である。ひやひやしながらアートナイフで一文字ずつ剥がしたところ、上塗りのクリヤー層(プラ用アクリル塗料)で剥離できた。アイボリー(ニトロセルロースラッカー)は無事である。剥がれた痕をペーパーで整えて、正しい位置にナンバーを貼り直した。

 筆者的には、これも有機合成の「保護-脱保護」的な考え(本当はもっと適切な言い方があるのかも知れない)に基づいている。大事な塗料・塗膜を難溶性のニトロセルロースとし、保護クリヤーを溶けやすいプラ用アクリル塗料とすることで、今回のようなトラブルがあっても保護クリヤーが犠牲になってくれる。こんなことを考えながらの模型作りをしている。

 既出だが、妻面の工作には蒲鉾板とクランプで作業しやすい環境を作っている。下の写真では、黄色いクランプがセンターとなって多少は回転できる。
OERナンバー20-1

 糸鋸用の切り込みに車体を差し込んで、工作台に軽く押し付けるとグラグラしない。安定した作業環境も大切と考えている。
OERナンバー20-2
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